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国際交流

 本校の教育目標のひとつに、「地球社会の一員であることを自覚し、人間共同体のために奉仕できる良き国際人の育成」があります。それを具体化するものとして、徹底した英語教育に加え、希望者を対象に以下のような体験学習プログラムを実施しています。

英会話の授業

 藤には日本人教師が教える週5回の「英語」に加え、週2回の「英会話」の授業があります。新入生にとって、初めて藤の国際的な雰囲気に気づくのがこの英会話の授業でしょう。

 英会話を担当するネイティブ教師5名が常駐しており、そのうちの2名は専任教諭です。いずれも英語教育に携わった多くの経験を持っています。一つの学級を2つに分け、最大20名で行っています。ですから、教師は一人ひとりの理解度をきめ細やかに確認できるとともに、生徒たちにはより多く英語で喋るチャンスがあります。

 教材はヨーロッパで採用されている英語教科書を使っています。教科書に加えて、様々な英語のゲームや寸劇を通して生徒たちは速やかに実践的な英語を身に付けます。最初のうちは自信がなく緊張している子供たちも、クラスメートと一緒に色々な面で協力したりして次第に溶け込んでいきます。自分の事を英語でどう表現すれば良いか楽しく考え、楽しく試す授業です。




















オーストラリア語学研修


 藤では希望者を対象に、毎年2つの語学研修旅行を実施しています。一回目の舞台はオーストラリアです。中3の夏休みに南オーストラリアのアデレード市で、11日間現地の家族と一緒に暮らす「ホームステイ」型の語学研修に参加します。

 家族の一員となって生活を送るのですから、生徒たちにとって自分の英語コミュニケーション能力を試す絶好のチャンスです。外国で、しかも外国語で、周りの事をどれくらい理解できるか、自分の考えをどの程度まで理解してもらえるかなど、参加者にとって重要な課題になります。

 平日の日中は、現地のカトリックの女子校で英語の勉強をしたり、自分と同じような純朴な女の子と交流したりして、オーストラリアの学校生活を体験できます。外に出掛けて、覚えた英語を実践的に使ってみると同時に、自分の目でオーストラリア文化をしっかりと確かめます。 

この研修旅行は、生徒個々に、自分の英語でのコミュニケーション能力はどのくらいか、異文化に溶け込めるか否かなど考える材料をたくさん与えます。


















カナダ語学研修


 2回目の語学研修はカナダで行われます。この研修は3月後半、高校1年生を対象に、希望者のみで実施されます。中学3年生のオーストラリアの研修旅行よりも少し長く、まる2週間西カナダの美しいブリティッシュ・コロンビア(2010年冬季五輪予定地)に滞在します。

 オーストラリア語学研修と同様に、外国語学習への意欲や異質の環境文化への理解を高めるチャンスでもありますが、高校生ともなると新たな視点から自分自身の文化「ニッポン」を再発見する機会ともなります。英語で自分の文化や国を説明すると自信がつく反面、当たり前すぎて実は知らなかった自分の国についてたくさん気づきます。

 この研修旅行もホームステイ型で、参加者は2週間カナダの家族のメンバーになります。午前中は英語の学習をしながら、カナダの生活に合う英語を学んだり、役に立つ知識を身につけたりします。午後には、様々なイベントや見学を通して自分の語学力を使って、実践的な経験を積みます。

 国や家族を離れて、慣れていない暮らし方を、しかも英語でするのです。最終日に参加者が日本行きの飛行機に喜んで乗り込むと誰もが思うでしょう。でも「さよなら」の時間になってもなかなか日本に帰りたがらない生徒たちがほとんどなのです。それこそ、生徒たちの語学力と異文化に対する適応能力の証です!















校内の様々な交流イベント


 しかし、語学研修に皆が参加する訳ではありません。藤を離れなくとも、充分異文化交流を楽しめますよ。1年の間に、様々な催しを通して日本以外の文化を楽しく体験できます。例えば、

 藤の校内英語暗唱大会。午後の3時間を利用して選ばれた20人の英語暗唱を中学3年生全員で聞きます。上位入賞者は、秋に札幌周辺の英語弁論大会で「藤の大使」として活躍します。

 中国から訪問している高校生。藤の校舎や授業を体験して、その後生徒の家庭に入り1泊のホームステイを楽しみました。お互いにコミュニケーションをしっかりと取り、短い時間でしたが素晴らしい想い出を作りました。

 カンボジアの子供たちが毎年学校を訪れています。6年間同じ学年が一緒に遊んだり踊ったりして、友情を深めます。これまで藤の生徒が集めた募金で、彼らの村には井戸が3基作られています。

 最後の写真は英語クラブとフランス語クラブの「合同菓子作り」です。言語に関心の高い生徒や異文化に興味を持つ生徒は机を離れ、放課後もこのような機会に積極的に参加しています。

 他のイベントも色々ありますが、このように世界に目を向けて学び、より国際化するこの地球社会で貢献できる女性に成長できる機会が藤にはたくさんあります。












日常的な国際交流


 最後に、藤で一番基本的な国際交流について説明しましょう。それは藤の外国人教師と生徒との日常的な触れ合いです。

 本校では5名の外国人教師が常勤しており、そのうちの2名が専任教諭です。それぞれの出身国が違う故に、訛り、文化、価値観が異なっています。しばしば、生徒たちが彼らのところで英語の質問したり、必死に英検の最後の練習をしたり単なる英語の会話を楽しんだりする姿を見かけます。

 この継続的な「英語との接触」のお陰で、いつの間にか、生徒たちは全く自然体で積極的に外国人とコミュニケーションを図るようになります。

 右の写真は上から:

 1. 3人の中学生がオーストラリア人の先生に何かを説明をしています。

 2. 2人の高校1年生がスコットランド人の先生と英検の練習をしています。

 3. 中学生が英検の面接指導を受けています。隣にいるのはアメリカ人のシスター。

 4. 高校1年生の生徒たちがザンビア人の先生に挨拶をしています。

 これだけたくさんの訛りがあるからこそ藤の生徒たちの理解力をはじめ、英語力は確実に伸びています。











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